亜鉛は「セックスミネラル」

亜鉛はアメリカなどで別名「セックスミネラル」とも呼ばれ、不足すると勃起力全体が低下する、精液の量が減る、持続力がなくなるなど、精力全般に大きな影響をあたえることになります。男性にとっては特に重要な栄養素のひとつであるといっても過言ではありません。
亜鉛の効果・効能
亜鉛製剤による生殖機能のアップ
亜鉛は必須ミネラルです。体の酵素の活性に関わっているため、免疫の補助、精子の形成、細胞の分裂などに大きく影響し、欠くことが出来ません。主に血液中に多く含まれ、効果としては細胞分裂や新陳代謝、タンパク質の合成、抗酸化作用、免疫の活性化などがあると言われています。前立腺にも多く存在し、生殖機能としては精子の生成促進・ホルモンの分泌促進として効果があるということになります。また、亜鉛は女性の卵巣にも多く含まれ、不足すると生理周期の乱れにつながります。
摂取方法
亜鉛を含む食品は、有名なものでは牡蠣が最も含有量が多く、次いでからすみ、煮干し、するめなどがありますが、いずれも毎日これらを食べ続ける生活は負担が多く、EDなどの不調がある場合に、食品だけで改善するのは困難と考えられます。また、30歳代後半から亜鉛不足が見られるようになるため、サプリメントで補っていく必要があります。
亜鉛製剤は、普段の生活で食後に飲むのが吸収率が高く、飲み忘れもしにくいのでおすすめです。まとめてたくさん飲むよりは、朝夕に分けるなど、少しずつ継続的に摂取するのが良いでしょう。また、ビタミンやクエン酸を豊富に含むフルーツなどと一緒に摂取すると吸収率を高めてくれます。
注意事項
水で飲むのが最も良く、亜鉛の作用を変えず体に取り込むことができます。お茶、コーヒー、緑茶などに含まれる成分は、亜鉛の吸収率を下げてしまいます。また、空腹時に飲むとまれに胃痛などを感じる人がいます。空腹時を避け、食後や間食後など何か胃に入っているときがおすすめです。
薬との関係としては、病気の治療のために「ペニシラミン」を服用しているときに、亜鉛製剤を摂取すると、ペニシラミンの吸収率を低下させる場合があります。医薬品を使用している場合はご相談ください。
副作用
亜鉛は毒性が極めて低いとされており、通常の食生活では亜鉛の過剰症が問題となることはあまりありません。ただし、服用を始めてから、ふらふらしたり、動悸息切れ、めまい、便秘、手足のしびれ、頭痛、朝起きられない、眠れない、冷えなどが起き始めたら、体に合っていない可能性があります。また、継続的に過剰摂取すると、銅や鉄の吸収阻害による銅欠乏や鉄欠乏が問題となり、それに伴う貧血、免疫障害、神経症状、下痢、HDLコレステロールの低下などが起こるおそれがあります。服用は専門家の指導のもと行い、変わったことがあればすぐに医師に連絡をして受診してください。
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